協会概要
理事長あいさつ
理事長あいさつ
公益財団法人 群馬県市町村振興協会
理事長 清水聖義(太田市長)
地域防災力の向上をめざします
群馬県市町村振興協会は、市町村振興宝くじの収益金を活用し、県内35市町村を支援する公益財団法人です。
このたびの、「東日本大震災」では、県内では「災害救助法」の対象となる激しい被害はありませんでしたが、各地で、住宅の一部損壊など、大きな爪痕を残しました。当協会では比較的大きな被害を受けた13市町村に、民間ならではのスピード感で見舞金をお届けしました。
私は、『青パト』や救援物資を届けるため、宮城県石巻市へ行ったとき、せっかくの機会でもあったので、東北3県の被災地をまわってきました。
そこでの見聞、特に被災自治体の首長さんのお話から、地域の防災力の大切さを改めて認識しました。
今回の震災では津波で役場が流されたり、首長や多くの職員が犠牲になるなど行政機能が失われる中で、住民の救助・避難・復興を進めるという非常に厳しい状況が発生しました。
耐震や防潮堤といったハード対策に加え、住民、地域、行政がそれぞれの役割と連携の重要性を認識し、事前の対策をとっておくことが必要になりました。
そして災害からひとりでも多くの住民を守るためには、行政による災害対策のみでは限界があり、住民による「自助」「共助」=地域の防災力をいかに高めるかが課題となってまいりました。
県内の各自治体においても、「東日本大震災」をきっかけとして、地域防災力の向上を目指して、防災機材の整備や行政、住民、コミュニティ、ボランティア等が地域ぐるみで相互連携し協力し合うネットワークづくりが始まります。
群馬県市町村振興協会は、市町村振興宝くじの収益金を活用して、市町村が実施する地域防災力を育て、高める事業を支援し、災害に強い社会づくりを進めます。
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